ワーケーション体験記とGo Toトラベル活用法

2020年11月2日

ここ半年以上、外出を控えてきた中小企業や小規模企業の経営者、個人事業主の方も多いのではないでしょうか。

ずーっとひきこもりっきりだと、ストレスもたまってしまいますよね。

そこで今、注目されているのがワーケーションです。

ワーケーションとは、「Work」と「Vacation」を組み合わせた造語。リゾート地などで休暇をとりつつ仕事をする、新しい働き方です。

インターネットがつながる環境なら、リゾート施設でリモートワークをすることもできるわけです。

自然豊かなリゾート施設では、新しい発想も生まれ、リフレッシュもできます。

今回は、実際にワーケーションに行ったスーパー秘書™の秘書スタッフの体験レポートも紹介します。

ワーケーションにおすすめの宿泊施設の情報、Go Toトラベルやクーポンを活用する方法など、お得な情報を集めてみました!

ワーケーションに注目!その社会背景とは?

コロナ禍でリモートワークが推奨されるようになってきた今日この頃。満員電車で通勤しなくても、自宅で仕事できるようになってきました。Zoomなどオンラインでビデオ会議もできますよね。わざわざ広い会議室に集まる必要もなくなってきました。

交通が便利な場所に広いオフィスを構える必要性もなくなり、郊外のコンパクトなオフィスに移転する、中小企業や個人事業主も増えつつあります。都心のオフィスビルも空き室が増え、会議室事業から撤退する事業者も出てきました。

そうはいっても生活空間である自宅は、家族もいるし、なかなか集中できません。現在はWi-Fiが使用できるホテルやカラオケボックスの空き室を、リモートワークに活用しているところも増えています。

インターネットに接続できる環境であれば、どこでも仕事はできます。だったら自然がいっぱいの環境の方が、リフレッシュして仕事できる方もいらっしゃるのではないでしょうか。最近ワーケーションが注目されるようになったのは、リモートワークに移行し、働き方が変わってきたことが背景になっています。

ワーケーションのメリット

ワーケーションでは、移住することなく、地方で暮らす体験をすることができます。

移住となると、家族のこと、地域になじめるかどうか、環境の問題など、気になる点が多々あります。でもワーケーションなら、短期間にその土地の「リアルな暮らし」を体験できるわけです。

普段と違う環境でリフレッシュすることで、新しいアイディアも生まれます。静かな環境で集中することができ、クリエイティブな作業が捗るのもメリットです。

ワーケーションのデメリット

ワーケーションの滞在先は、自然が豊かな地方にあります。スーパーマーケットやコンビニもあまりありません。「ちょっとコーヒー飲みたいな」と思っても、往復1時間かかることもあります。

便利な都市部での生活に慣れている方は、買い物が不便だという点は、覚悟しておく必要があります。滞在中の食材は事前に買い物しておくなど、計画的に準備する必要があります。地方では車は必需品なので、車が運転できないと厳しいかもしれません。

ワーケーションは、こんな方にオススメ!

フリーランスで仕事をしている方は、カフェなどで作業することも多いですよね。しかしながらカフェで長時間仕事をするわけにもいきません。

専用の固定デスクがあるシェアオフィスでは、オフィスに出勤するのと同じような感覚になってしまいます。コワーキングスペースでも、作業エリアと商談可能エリアが分かれているところもあります。

フリーデスク型のコワーキングスペースは、気軽に利用できる反面、周りにいろんな人がいて、集中しづらい一面もあります。

文章を書いたり、動画を編集したりするようなクリエイティブワークは、一人で集中できる環境が必要です。自然豊かで静かな環境は、クリエイティブな作業が捗ります。とくに旅行好きなクリエイターには、ワーケーションがオススメです◎

仕事に集中できる環境でワーケーション体験

もともとスーパー秘書™は、完全リモートワークで仕事をしています。今回は、実際にワーケーションに行ってきた秘書スタッフの体験記を紹介します。

秘書スタッフのWさんは、デザインなどクリエイティブな仕事を担当しています。もともと旅行好きだったこともあり、「いろんな地方を旅行しながら働くのもありでは」と考えるようになりました。

しかしながら旅行で滞在したホテルはテーブルも小さく、仕事に集中しづらいことも多々あります。そこで仕事に集中できる環境を持つ施設に特化した宿泊施設で、ワーケーションすることにしました。

Wさんは秋田県にあるコテージで、2泊3日滞在しました。

初日は施設を運営している市役所の方が、地元のコワーキングスペースや観光スポットについて案内されました。

滞在中は天気に恵まれたこともあり、川のせせらぎを聞きながら、コテージのテラスで作業しました。いわば生のα波のような水音で、自律神経が整えられる感じです。普段とは違う自然豊かな環境でリフレッシュして、いろんなアイディアも湧いてきました。

夜はコテージで、友人と電話やビデオチャットで会話もしました。静かな環境で、趣味のクリエイティブ作業も捗ったようです。

同時期に滞在していた方と、バーベキューも楽しんだとか?!個人で会社を営んでいる経営者やユーチューバー、会社員など、様々な人と交流して、新しい出会いもあったようです。

こんなふうに秘書スタッフも、ワーケーションを楽しみながら仕事しているんです。

日本各地でワーケーションする理想の働き方

秘書スタッフのNさんはフリーランスで、周りに人がいると集中できないタイプ。自宅だと家族もいますし、家事とかいろんなことが気になって集中できない時もあります。ノマドワーカーが集まるカフェやコワーキングスペースは、仕事場に通っている感覚になります。

そんなある日、ネットで検索して見つけたのが「ADDress」というサービスです。日本各地で運営する家に、定額で住めると知り、「これだ!」と思って契約しました。

小田原、二子玉川、習志野、鎌倉、鶴巻温泉、伊奈などに滞在してワーケーションしました。滞在期間は1週間と決まっているので、バックパッカーのような大きなリュックを背負って移動します。

仕事の合間に、その土地ならではの楽しみを満喫できるのが、ワーケーションの魅力です。

小田原は目の前が海です。海辺を散歩してから仕事していました。鶴巻温泉に滞在していた時は、仕事の合間に温泉に入って、リフレッシュもできました。

滞在者は20代から40代までの比較的若い方が多い印象。ライター、ユーチューバー、モデル、俳優、会社員、個人事業主、経営者、家族連れなど、いろんな方が滞在していて、いろんな出会いもあります。夫婦でワーケーションしている方もいました。

滞在地の近くに住んでいる友人と、地元の美味しいお店でランチしたりもしました。自宅からは遠い場所に住んでいる友人に会って、交流できるのも楽しみの一つです。

これまで知らなかった場所に行って、環境を変えて仕事ができるのは、Nさんにとっては理想の働き方といえます。

定額制で全国に住み放題のサービス

ではワーケーションする場所は、どのように探したらいいのでしょうか?

例えば定額制で、全国に住み放題のサービスを利用するのも一案です。月額4万円代から日本各地で運営する家に住める「ADDress」というサービスもあります。秘書スタッフのNさんが利用したのは、このサービスです。

まず「ADDress」が運営している全国各地の家から、自分が滞在したい場所を決めます。古民家、リノベーションした別荘やゲストハウス、元民宿、提携しているホテルなど、全国50箇所以上の拠点から選ぶことができます。同じ個室の連続予約は最長7日まで。

ADDress」は、敷金や礼金など、初期費用は一切かかりません。公共料金やネット回線料金も全てコミコミの定額制。パートナーや二親等以内の家族は、追加料金なしで利用可能だとか!

部屋には鍵がかかるので、プライベート空間は確保できます。ただしトイレやお風呂は、他の滞在者と共同使用です。アメニティは完備されています。家具や家電もそろっていて、自炊もできます。

ADDress」には各家に「家守さん」という管理者が、掃除やゴミ出しなど、家の管理をやってくれます。地域住人である「家守さん」は、地域との架け橋として、交流もサポートしてくれる存在です。

ワーケーションにおすすめの宿泊施設いろいろ

仕事に集中できる環境を持つ施設に特化した、「Komfora Workation」というサービスもあります。Wi-Fi完備で、リモートワーク向けの宿泊施設を探すことができます。地方だけでなく、首都圏の施設もあります。秘書スタッフのWさんが利用したのは、このサービスです。

星野リゾートには、ワーケーション向けの宿泊プランもあります。自然の中でワーケーションができるリゾートホテルや温泉旅館、リモート書斎プランがある都市型ホテルなど。3密を避け、コロナ対策もしているので安心です。

【星野リゾート】ワークを充実、バケーションを満喫!連泊滞在でお得に 星野リゾートの「ワーケーション」

引きこもってリモートワークしながら、ファスティングができる宿泊施設もあります。手作り酵素を飲みながら断食して、回復食の玄米粥も美味しい断食道場です。車で移動しないと、コンビニにも行けないので、本気でダイエットしたい方におすすめです!デトックスして、体も心もスッキリした状態で、日常生活に戻ることができます。

Cornerstone|断食道場|断食施設|ファスティング施設

この施設では、1ヶ月以上滞在する方も増えて来たとのこと。ワーケーションする方のニーズに応えて、食べながら滞在する「マクロビ健康食コース」もできました。「サラダダイエットプラン」も人気があります。

水も空気もキレイな自然の中で、身体にいい食事をとりながら、リモートワークを行うことができます。

このように一軒家からリゾートホテル、高級旅館まで、さまざまな宿泊施設があります。

ここ数ヶ月、外出を控えていて、ストレスがたまっている方も多いのではないでしょうか。自然に囲まれたリゾート地でワーケーションすれば、リフレッシュできますよ!

Go Toトラベルやクーポンの併用で、さらにお得に!

Go Toトラベルを使えば、宿泊代・旅行代金の半額の支援を受けることができます。

旅行者向け Go To トラベル事業公式サイト

Go Toトラベルと併用できるキャンペーンもあります。

大阪いらっしゃいキャンペーン」は、関西2府4県(大阪府・滋賀県・京都府・兵庫県・奈良県・和歌山県)の住民が対象です。

1人1泊あたり7,000円以上の特典付き宿泊プランを利用すると、2500円分のポイントが還元されます。残念ながら9月25日時点で、予定数の20万泊に達してしまったようです。既に予約済の方は、ぜひ活用してくださいね。

東京都民もGo Toトラベルの対象になり、さらに便利な都民割もあります。

もっとTokyo」では、宿泊旅行は1泊5,000円(5泊まで)、日帰り旅行は1回2,500円の定額の助成を受けることができます。利用回数に制限はないので、東京都民の方におすすめです◎

もっと楽しもう!TokyoTokyo公式ホームページ

Go Toトラベルと「もっとTokyo」などのキャンペーンを組み合わせて、さらにGo Toクーポンを使用すれば、実質ゼロ円でワーケーションすることも可能です。

実は小笠原諸島って、東京都なんですよね。東海汽船の株主乗船割引券を使って、フェリーに乗ることもできます。Go Toトラベルを併用すれば、かなりお得です!

東海汽船 株主優待の使い方 割引方法

【Go Toの割引が適用になる区間と、適用外の区間】

東海汽船で運行している夜行の大型客船は、船内宿泊扱いになります。

東京~伊豆七島の離島への往路は、夜に東京を出発して、各島には翌朝~午前中着なので、Go Toトラベルの割引を使うことができます。

伊豆七島の離島~東京への帰路は 離島を朝からお昼過ぎにかけて出発でその日のうちに東京着なの、でGo Toトラベルの割引は適用になりません。

東京~小笠原(父島)は往復ともに24時間かかるので、Go Toトラベルの割引対象になります。


旅行代金の15%相当額が、旅行業者・宿泊事業者より配布される地域共通クーポン。紙のクーポンと電子クーポンの2つのタイプがあって、おつりは出ません。

地域共通クーポンは、旅行先の都道府県+隣接都道府県で、旅行期間中に限り使用可能です。

滞在中にはお得なクーポンを使って、現地での食事や買い物に活用しましょう!

地域共通クーポンとは

「大阪いらっしゃいキャンペーン」も「もっとTokyo」も継続中ですが、人気の高級ホテルなどは、既に予約がいっぱいになっているところもあるようです。助成の予算枠にも上限がありますので、早いもの勝ちですよ!

毎月のルーティンワークや細かい事務作業は、スーパー秘書™にお任せ!
今こそ、お得なプランを活用して、小規模事業の一人社長も、個人事業主の方も、旅行を楽しみましょう!

初回の相談は無料ですので、いつでも気軽にお問い合わせくださいね。

無料小冊子プレゼント申込はこちら
無料資料請求・お問い合わせ


この記事の執筆者

ウェルカムキャット合同会社代表 下川真由美

じぶんメディアコンサルタント/ライター

東京造形大学卒業。小劇場にてチラシ・当日パンフ作成・情報誌掲載など制作業務3年、DTP業務に12年間携わる。官公庁のマニュアル作成業務に9年間関わり、イラスト作成、編集、印刷、製本まで担当。印刷業の現場で身につけたノウハウをブログ化した「画像加工の便利帳」は、『週刊ダイヤモンド』の人気ブログリストに掲載。ネットスキルアップ塾「彩塾」ではSNSコミュニティのサポーターを2年間担当。
2013年よりライターとして活動。日経BPnetにて、藤巻幸大流「ニッポンの見方・面白がり方」取材・執筆担当。グルメポータルサイトのライティング案件では、新人ライターの原稿を添削して、納品することもある。ホームページ、ブログ、FacebookなどのWEBコンテンツを中心に、雑誌や会報誌などのライティング業務を行っている。

スーパー秘書の魅力を1分で紹介!
「お客さまの声」